カビについて

梅雨に入りカビの発生する季節になりました。昨年もお知らせしましたが、今回もカビについて

書こうと思います。

以前にも掲載しましたが、下は流し台の内側に生えたカビの写真です。真冬の借家での出来事

です。底冷えのする寒い家で台所でのみ灯油ストーブを使っていました。壁は結露でベタベタ、

床は壁の露が落ち同じく。持ち込んだ食器棚の床に接する面にもカビが生えていました。

ひどいことになるものです。これらは当然すべて処分しました。

低温に強いカビもあるので『結露=カビ』と思った方がいいのかもしれません。

カビー2 かびー1

まずカビの生える条件は次の4項目です。

①酸素が必要  ②湿度おおむね60%以上  ③温度約20℃以上  ④栄養がある

①は食品で実践されています。缶詰、ジャム、飲料水など空気がほとんどない状態で密閉して

 あります。

②も①と同じでおかき、海苔など湿気やすい食品には乾燥材を入れ密封されています。

③はこれらを開封した場合、冷蔵保存することでカビから食品を守ります。

④はカビの生えるところにはそのカビが好む栄養が必ずあります。

これらを前提にカビのお話を進めて行きます。

まずカビの種類ですが、自然界には少なくとも3万種以上が見つかっており、その数は毎年増え

続けています。最終的には20万種程度になるのではないかと言われているそうです。

代表的なものとして次の5種類があげられます。(www.kabi.jp/他より引用)

●黒カビ
  特に家の中に多く、結露する所や湿気のあるところに生え、低温乾燥にも強い。アレルギーの
  原因にもなる。浴室やカベ、まんじゅう、ケーキ等に発生する。

●青カビ
  自然界に広く分布し、約300種以上存在する。ペニシリンやチーズの製造に使われるが、中には
  マイコトキシンというカビ毒を産生するものもあり、肝臓、腎臓ガンの原因にもなる。ミカン、おもち
  パン等に発生する。

●コウジカビ
  自然界に広く分布し、約150種存在する。みそ、しょうゆ、清酒等の製造に使われるが、中には
  アフラトキシンというカビ毒を産生するものもあり、肝臓がんの原因にもなる。乾いたところでも
  繁殖する。パン、ケーキ、ピーナッツ等に発生する。

●すすカビ
  自然界に広く分布し、農作物に被害を与えることもある。プラスチックを腐らせ、ぜんそくの原因
  にもなる。ビニールクロス、シャワーカーテン、エアコン内部、かんきつ類等に発生する。

●赤カビ 
  土壌に分布し農作物に被害(アカカビ病)を与えることもあり、トリコテセン(カビ毒)は食品類にも
  寄生して食中毒の原因にもなる。たたみ、風呂、台所等に発生する。

どこにでも、何にでも生えるカビですがその侵入経路はほとんどが『窓』からです。5月中旬になると

気温も上がり、土の中、植物やその腐敗したものに寄生したカビが菌糸を伸ばし胞子をたくさん作

ります。これらが風に乗って開け放した窓から侵入します。一部は衣類についてお部屋に入り込み

ます。6月、梅雨になり家の中の湿度が60%以上になると胞子が菌糸を伸ばし、カビが増え始め、

湿度がさらに上がり80%以上になると爆発的に増えます。この頃温度も20度を超えるのでカビに

とっては繁殖するのに絶好の季節を迎えます。

カビの胞子の大きさは3~6ミクロンとごく小さいので、掃除機をかけるとフィルターで取りきれず部

屋中に拡散する恐れがあり、排気の風圧で床に落ちている胞子を巻き上げることもあります。固くし

ぼった雑巾などで拭くのが最適の方法でしょう。

掃除の時、必ず窓を開けられる方もいらっしゃいますがこれも考え物です。掃除機を使いカビの胞

子を部屋中にまき散らし、風に乗った胞子を窓から室内に入れ、湿度が高ければ湿気まで室内に

呼び込むことになるからです。これではカビの生える条件をわざわざ作っているようなものです。

梅雨時の掃除は晴れた日の午後、湿度の下がった風のない時間帯にされるのが最適ではないで

しょうか。

ソーラーサーキットの家の場合は常に湿度が60%を切っているので、カビは生えません。我が家

では窓を開けないので胞子が入ってくることもありません。衣類について入ってきても湿度が低い

ので生える心配はほとんどありません。もうひとつ、洗濯物も脱水して夜、室内に干せば朝には乾

いておりカビ臭さは全くありません。この部屋は11時46分現在、温度26、2度、湿度51%です。

6,18-1 前回でもお知らせしたように家中の湿度が50%前後

 なのでどこにいてもそんなに暑さは感じません。

 ただ外の温度が低いと入ってきたときに若干暑いと思

 いますがすぐに慣れてしまいます。湿度が低いのでベ

 タベタ感はなく快適です。 

カビの多いこの時期、かかる病気があります。その一つが『夏型過敏性肺炎』で、白カビの一種

『トリコスポロン』を吸い込むことによって起こります。夏風邪に似た症状、微熱、咳や痰、倦怠感

がで、治療をせずほおっておくと慢性化し、肺の機能が弱り、萎縮し、息切れがひどくなります。

最悪、呼吸不全に陥り死亡する危険性もあります。

次のような方は要注意です。

 ・外出すると体調がよくなる

 ・梅雨~夏になるといつも風邪を引いたような症状になり、秋には自然と治まる

 ・家の中に長時間いることが多い

また下記の状況にあるお家も要注意です。

 ①家の近くに河川、池、水田がある

 ②家のすぐ横、ウラが山、池や沼を埋め立てた敷地

 ③過去に雨漏りや浸水したことがある

 ④築20年以上の木造、鉄筋造りの1~3階部分のお宅

ここでページトップの写真を思い出してください。流し下のカビ=白カビです。綿のようにふわふわ

しています。この借家に約7.5か月住んでいました。我が家のすぐ目の前に建っています。

この家のすぐ裏(北側)は1mほど高い水田です。東側はほぼ同じ高さの舗装されていない細い

道があり敷地と同じ高さに排水溝(下水)が流れています。南には舗装された道がありますが、

敷地より若干高めです。西隣は隣家がくっついており敷地の境界もありません。強い雨の時、

雨漏りし、土間には若干ですが浸水もしました。

梅雨時はジメジメと蒸し暑く、水田に水を張るので敷地は湿気をいっぱい含んでいたはずです。

冬は底冷えがし、ホームこたつなしでは生活できませんでした。当初書いたように台所はひどい

状態で冬でもカビが生えるのもうなづけます。

劣悪な環境で過ごした7.5か月でしたが、『家を建てていい土地とよくない土地』を考えさせられた

期間でもありました。(借家の写真を掲載しようかとも思いましたが、不都合があると困るので掲載

はしません。ご了承ください)

話しがいつもどおり脱線しました。人体にとって不都合なカビは無数にありますが、もうふたつほど

簡単に書いておきます。

『アスペルギルス・フミガータス』は黒カビ、コウジカビの一種でエアコンなどに寄生し、吸い込むと

先ほどのトリコスポロンと似た症状が出、呼吸不全になり最悪の場合死に至ります。空気中に広く

分布し、喫煙者や免疫不全の方は感染しやすいので注意が必要です。

『エクソフィアラ』は黒カビの一種で浴室や食器洗い機に発生し、60~80度の条件下でも死滅し

ません。手や足の傷口から侵入し、患部が腫れるなどの症状がでます。脳に入れば最悪、死亡

する危険性があります。

梅雨~夏にかけて湿気と暑さで睡眠不足になり体力、免疫力が落ちます。カビや細菌がいつも

あなたを狙っています。エアコン等を上手に使い十分な睡眠をとり、体力維持に努めて下さい。

彼らに付け入るすきを与えず、この夏を乗り切ろうではありませんか!



             <献血に行きました>

去る14日、久しぶりに献血に行ってきました。昨年10月7日に行き、今年1月末に行く予定だっ

たのですが、妙高に行っていたので×。その後、5月中旬に予定されていましたが、風邪をひい

て×。姫路や神戸では常設の献血ルームがありますが、この地ではバスが回ってこないとでき

ません。一度逃すとかなり期間が空くときがあります。下は献血カードです。

6,18-3  ;6,18-2

今回で34回目です。約8ヶ月の間にシステムがかなり変わっていました。

問診票がマークシートからタブレット端末へ、献血後に血圧を測り、タイマーを持って休む場所

(バス)に行き、10分たってから帰れるようになっていました。以前は約10分間水分を取り休息

していたのですが、献血後に気分が悪くなる人があったのでこういう措置になったそうです。

献血前の血圧が124、献血後は127でほとんど変わりなし。献血後に血圧がかなり上昇する

方もあるようです。低い方は聞いていませんが、何も言われなかったので正常値の範囲内だっ

たのでしょう。今回はエアコンを使っていたので、バスの電源に若干の異常があったらしく約1時

間かかりました。次回は9月6日以降の献血が可能になります。

もうすぐ血液の検査結果が届くと思います。肝機能、総蛋白やコレステロールなどの生化学検査

が7種と血球計数検査の赤血球数、白血球数や血小板数などの数値の一覧表が郵送されます。

前4回の数値も同時に印刷されているので、現在の血液の状態がわかって健康管理に役立つか

もしれません。

血液の寿命は赤血球で約120日ですが、何もしなくてもこの期間で体外に排出されます。血を

抜くとその分すぐに造血されるので、体のためには何ら問題なく、逆に体のためにはいいという

ことを聞きました。どうせ捨てるものなら人の役に立った方がいいという考えもあります。

『注射針がイヤ』とおっしゃる方もいらっしゃいますが、仕事で小さなけがややけどはよくするので

注射針の痛さはほとんど気になりません。

これから先もできる限り献血は続けていくつもりです。夏と冬は在庫の足りない時があるようです。

医学が発達した現代においても血液は人工的には作れません。

お読みいただいた皆様も機会があればぜひ献血に参加してください。

血液を200ml、400ml取るだけで病気やけがの方の命が救えるのですから。


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